こんなふうにあまり知らないけど少し興味がある方向けに
チンチラとはどんな生き物かをご紹介します。
本記事の内容
- チンチラの生態
- チンチラの性格と能力
- チンチラの歴史
5分ほどで読めるので、チンチラがどんな生き物か気になった方は是非最後まで読んでみてください。
目次
チンチラの生態
分類
齧歯目チンチラ科チンチラ属の齧歯類
生息地
南アメリカのチリ北部
アンデス山脈の標高400m~1650m
→ 涼しく乾燥した環境
体長と体重
体長:25~35cm
体重:420~600g
大きなねずみのよう。
ずんぐりとしていて手足は小さく、耳としっぽが大きい。
毛が細く毛量が多いため、ぬいぐるみのようにフワフワ。
適性環境
気温: 18℃~22℃
湿度: 40%以下
平均寿命
野生下: 約10年
飼育下: 約15年
食べ物
主食: チモシー(イネ科の牧草)
副食: ペレット(チンチラ用)
チンチラの性格と能力
性格
好奇心旺盛で人懐っこい
野生では群れで生活するため、コミュニケーション表現豊かです。
マイペースで警戒心が強い
自然環境では捕食される側のため、警戒心が強いです。
知能・運動能力
3歳児並みの知能
名前を覚えるので、呼ぶと近寄ってきます。
手先を器用に使って食べ物を口に運ぶことができます。
陸上のアスリート
後ろ足が発達していて、1mほど跳ぶことができます。
人間が追い付けないほどの速さで走ります。
チンチラ飼育の歴史
1900年代初頭のチリにて、チンチラはその美しい毛皮のために絶滅寸前まで乱獲された歴史があります。(現在は絶滅を避けるために数千頭の野生のチンチラを政府が保護している。)
1918年に、マティアス・F・チャップマンという鉱山技師が一匹のチンチラと出会い、チンチラの美しい被毛と素直な性格に惹かれ、興味を持ちました。
そして5年後、1923年にチャップマンがアメリカにチンチラを輸入して飼育を始めました。
これが現在のペットとして飼われているチンチラの始まりと言われています。
※より詳しい内容は別記事で記載する予定です。
まとめ:チンチラはこんな生き物
- 見た目は大きなねずみのようだが、ぬいぐるみのようにフワフワしている
- 警戒心は強いが仲間と認識されれば懐く
- 賢く、運動能力も高い
- 寒く乾燥している地域に生息するため、涼しい環境が適している
- 寿命は犬や猫と同じくらい(平均寿命:約15年)
大まかではありますが、チンチラのことを知ってもらえたのではないでしょうか。
もし興味が出て飼ってみたいなと思われた方は、別記事で飼育方法も載せておりますのでよければ見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。