こんなふうにあまり知らないけど少し興味がある方向けに
モルモットとはどんな生き物かをご紹介します。
本記事の内容
- モルモットの生態
- モルモットの性格と能力
- モルモット飼育の歴史
5分ほどで読めるので、モルモットがどんな生き物か気になった方は是非最後まで読んでみてください。
目次
モルモットの生態
分類
齧歯目テンジクネズミ科テンジクネズミ属 の齧歯類
生息地
ペルーとボリビアの南部/チリとアルゼンチンの北部
体長と体重
体長:20~30cm
体重:700~1200g
ずんぐりとしていて耳や手足は小さく、しっぽは無い。
毛のタイプは品種によって異なり、短毛、長毛、巻毛に縮れ毛、無毛など様々。
適性環境
気温: 18℃~26℃
湿度: 40~60%
平均寿命
6~8年
食べ物
主食: チモシー(イネ科の牧草)
副食: ペレット(モルモット用)、野菜
※モルモットは体内でビタミンCを作り出せないため、ペレットや野菜で補う必要があります。
(食べてOK/NGの野菜については別記事で載せる予定です。)
モルモットの性格と能力
性格
温厚
比較的おとなしい個体が多いです。
警戒心が強いが人懐っこい
自然環境では捕食される側のため常に周りを警戒しているが、仲間と認識されると懐きます。
能力
動体視力・聴覚・嗅覚が優れています。
動体視力
視力は低いが、視野が広く(約340度)、動体視力が優れています。
聴覚
聴覚が発達しており、小さな物音を聞き分けることができます。
(野菜を切る音、エサ袋を開ける音にも反応することがあります。)
嗅覚
嗅覚が発達しており、食べ物の匂いを嗅ぎ分けることができます。
モルモット飼育の歴史
1530年代にスペイン人が南米のインカ帝国に侵攻したときには、原住民が家畜としてモルモットを飼育していました。
1600年代にドイツ兵がヨーロッパに普及し、ペットとして飼われるようになりました。
日本では1843年にオランダ人によって2匹のモルモット(オス・メス)が持ち込まれ、ペットとして飼われるようになったと言われています。
※より詳しい内容は別記事で記載する予定です。
まとめ:モルモットはこんな生き物
- 見た目はずんぐりとしていて耳や手足は小さく、しっぽは無い
- 性格は温厚で人懐っこい
- 主食は牧草だが、ビタミンCを補うために副食としてペレットや野菜が必要
- 適性な気温は18℃~26℃、湿度は40~60%であり、人間が快適な室温と近い
- 平均寿命は6~8年
大まかではありますが、モルモットのことを知ってもらえたのではないでしょうか。
もし興味が出て飼ってみたいなと思われた方は、別記事で飼育方法も載せる予定ですのでよければ見てください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。